博仁会の創設

博仁会創設者 「齊藤 邦雄」(故人)

終戦直後に肺結核に罹り、その療養生活中に受けた人々の恩恵に報いる一念で、社会福祉に身を投じようと決意し、昭和34年自ら博仁会を創設する。以後、博仁会を拡充し、老人福祉の最前線で活躍して福祉界をリードして来たが、病のため、平成6年1月惜しまれながら世を去る。

博仁会の沿革

昭和34年9月 社会福祉法人「博仁会」認可。
東京都足立区に生保養老施設「愛仁ホーム」(定員50人)設立。
昭和38年8月 老人福祉法の制定により、「愛仁ホーム」は、養護老人ホームとなる。
昭和40年5月 東京都23区内初めての特別養護老人ホーム「博愛ホーム」(定員50名)設立。
昭和49年9月 博仁会本部を青梅市の現在地に移転。
養護老人ホーム「愛仁ホーム」(定員150人)を増改修移転。
特別養護老人ホーム「和楽ホーム」(定員50人)を設立。
昭和55年1月

我が国第1号のデイサービスセンター「青梅和楽デイサービスセンター」を開設。

昭和55年9月 博愛ホームを江戸川区に移転し、「なぎさ和楽苑」及び同ケアセンター(定員100名)と改称し設立。
平成元年10月 特別養護老人ホーム「和楽ホーム」重介護棟を開設。
和楽ホームの定員を120名に増員。
平成7年5月 千代田区立一番町特別養護老人ホームおよび高齢者在宅サービスセンターの委託運営を開始。
平成12年4月 介護保険制度がスタートし、特別養護老人ホームは「指定介護老人福祉施設」となる。
平成14年4月 介護保険の下での地域に根ざした経営を図るため、江戸川地区の資産を拠出贈与することにより別法人を設立し、当該法人に江戸川・千代田地区の事業を移行して分離。
「博仁会」は青梅の地において創設者齋藤邦雄の理念を継承するものとなった。
平成18年11月 東京都補助事業として6月に内示を受け、和楽ホームの一部(定員30名)改築を開始。
平成20年3月 改築事業により、平成19年10月末に入居者が完成した中央総合棟に移動、愛仁ホーム棟との連結、外構、庭園等は、平成20年3月末に工事完了する。
平成20年10月

10月15日、寛仁親王殿下のご光臨を仰ぎ、博仁会創立50周年記念式典並びに中央総合棟竣工式を開催する。

<法人創立50周年記念式典>

平成23年3月 和楽ホーム東棟(従来型居室棟定員90名)の大規模改修事業(東京都補助事業)が完了。外壁・屋上防水・冷暖房・給湯設備を更新。
平成24年3月 愛仁ホーム棟(定員150名)の耐震補強改修工事(東京都補助事業)が完了。OFB工法(外付けブレース)、増設壁等の工法を採用。1F~3Fのトイレ部分改修を含む、耐震補強を行った。
平成24年6月6日 寬仁親王殿下薨去あそばされる。これまでのご支援、ご指導を深謝し、全施設で喪に服し、ご冥福を祈念する。
平成24年11月 愛仁ホーム棟(定員150名)の大規模改修工事(自己財源による)が完了。外壁補修・塗装、居室の冷暖房設備設置、電気設備改修を実施した。